「弁護士の連帯を強める埼玉の会」(略称・連帯の会)の沿革

・埼玉弁護士会には「一条の会」という会がありました。一条というのは弁護士法一条(弁護士は基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする)のことです。
この一条の会のメンバーが中心となって2006年12月18日に設立総会をもったのが「連帯の会」です。初代の代表は小川修氏で、初代の事務局長が現代表の大倉浩氏です。
・今次の司法改革に対する連帯の会の見解は下記のとおりです。
「何でも規制緩和の自由(勝手な)競争原理による貧富の差の拡大ならびに勝ち組と負け組の分断及び終わりなき戦いを是とする思想に基づくものである。人間の基本的価値は同じであり、共生・助け合いをめざすべきであるという私たちの理念、社会的弱者及び少数者の人権擁護を使命とする弁護士の理念に反するものである。」
このような立場に立って2007年度の埼玉弁護士会会長選挙を戦い、代表小川修氏が会長になりました。この小川会長時に全国に先駆けて「司法試験合格者を当面1000人程度」とする総会決議を挙げました。
・連帯の会の代表はその後山本政道氏、小出重義氏(2009年度埼玉弁護士会会長)、田中重仁氏(2005年度埼玉弁護士会会長)、田島義久氏(2012年度埼玉弁護士会会長)と引き継がれ、 現在の大倉浩氏に至っています。
小出会長時には「司法試験合格者1000人決議」、田島会長時には「裁判員制度見直し決議」「司法試験受験制限撤廃決議」を上げ、弁護士会が働きかけをした結果、川越市議会・さいたま市議会・埼玉県議会において「法曹養成制度を見直すべきである」旨の意見書が採択されております。
・連帯の会は弁護士・市民の区別無く、誰にでも開かれた集いを持ってきました。今までに実現した集いは、村上正邦氏の講演、佐藤優氏の講演、安田好弘弁護士の講演、亀井静香氏の講演、鈴木宗男氏の講演・ナターシャグジーさんの演奏と伊藤千尋氏の講演、木谷明元裁判官の講演、織田信夫弁護士の講演、植草一秀氏の講演、天野統康氏の講演、前泊博盛氏の講演、等々です。
これからも連帯の会は司法問題に限らず、問題提起を続けていきます。

12月 連帯の会代表に大倉浩氏
6月  天野統康氏 講演会
8月  前泊博盛氏 講演会
3月 TPP交渉参加表明へ。
6月  富士山が世界文化遺産に決定 >
7月  参院選で自民、公明両党が過半数
10月 伊豆大島で土石流災害
10月 消費税率8%への引き上げ決定


12月 連帯の会代表に大倉浩氏
10月 植草一秀氏講演
1月 野田改造内閣発足
4月 陸山会事件で小沢元代表に無罪判 決。
5月 政府が東電実質国有化を認定。
6月 原子力規制委設置法成立。
8月 社会保障・税一体改革関連法成立

12月 連帯の会代表に田島義久氏(2012年度埼玉弁護士会会長)
6月 「原発のない世界を目指す集い」を埼玉会館小ホールで開催

3月 東日本大震災。東電福島第1原発事故。
8月 野田内閣誕生
10月 小沢民主党元代表を強制起訴。

12月 連帯の会代表に田中重仁氏
9月 鈴木宗男氏講演会
6月 鳩山内閣辞職。菅内閣誕生。
7月 参院選挙で民主党が大敗。
9月 厚労省元局長に無罪判決。特捜検事らを証拠偽造で逮捕。

12月 連帯の会代表に小出重義氏
7月 佐藤優氏講演会
4月 「裁判員制度に断固反対する市民集会」を埼玉会館小ホールで開催
2月 コリンジョーンズ教授講演会
8月 裁判員裁判がスタート。
9月 衆院選で民主党圧勝。政権交代で鳩山政権が誕生。
10月 足利事件で菅家さん釈放、再審。


12月 連帯の会代表に小出重義氏(2009年度埼玉弁護士会会長)
9月 亀井静香氏講演会
7月 安田好弘弁護士講演会
4月 後期高齢者医療制度スタート。
5月 非正規雇用者が過去最高に。
6月 秋葉原で無差別7人殺傷事件。
9月 米国発の金融危機拡大、世界不況。
12月 日本人科学者らにノーベル賞。

12月 連帯の会代表に山本政道氏
5月  憲法改正手続きを定めた国民投票法成立 。
7月 参院選で自民惨敗、民主圧勝。
6月 社会保険庁の入力ミスで、5千万件の年金記録が不明に。
11月 守屋前防衛次官を逮捕 。

12月 連帯の会設立総会
    初代代表に小川修氏(2007年度の埼玉弁護士会会長)
    事務局長に大倉浩氏。


1月 堀江貴文インサイダー取引で起訴。
7月 日銀がゼロ金利を解除。
9月 安倍内閣が発足。
12月 改正教育基本法が成立。